荒川区南千住のもざわ眼科では、まぶたが下がって見えにくい、額に力が入る、肩こりが気になるといった症状について、原因と視野への影響を眼科で確認します。成人の後天性眼瞼下垂では、国内承認薬アップニークミニ点眼液0.1%も治療選択肢としてご案内します。
About
眼瞼下垂とは
眼瞼下垂(がんけんかすい)は、上まぶたが下がって瞳孔にかかり、視界が狭くなる状態です。見えにくさだけでなく、まぶたを無理に引き上げようとすることで、おでこのシワ・慢性的な肩こり・頭痛・眼精疲労につながることがあります。加齢によるまぶたを上げる腱のゆるみ(腱膜性眼瞼下垂)が多い一方、神経や筋肉の病気など別の原因が隠れている場合もあります。当院では美容目的の見た目だけで判断せず、眼科診察で原因と視野への影響を評価し、成人の後天性眼瞼下垂では点眼治療、手術が必要な場合は連携医療機関への紹介をご案内します。

Symptoms
このような症状はありませんか?
Cause
主な原因・特徴
加齢性(腱膜性眼瞼下垂)
最も多いタイプで、まぶたを上げる挙筋腱膜がゆるんで発症します。50代以降で徐々に進むことが多いです。
コンタクトレンズの長期装用
ハードコンタクトレンズを長年装用している方で発症することがあります。
先天性・神経筋疾患
生まれつきまぶたを上げる筋力が弱い場合や、重症筋無力症など全身疾患が原因のこともあります。
Examination
検査内容
- 視力検査・視野検査
- まぶたの開瞼量の測定
- MRD(瞳孔中心からまぶた縁までの距離)測定
- 挙筋機能検査
Flow
診療の流れ
受付・問診
症状の経過・既往歴・コンタクトの使用歴を確認します。
診察
まぶたの状態を確認し、視野への影響や原因のタイプを評価します。
治療方針のご案内
成人の後天性眼瞼下垂では、症状と検査結果に応じて点眼治療をご案内します。手術が適している場合は、形成外科・眼形成の連携医療機関をご紹介します。
効果と安全性の確認
点眼開始後は月1回を目安に、まぶたの位置と見えにくさ・重さの変化、副作用の有無を確認します。改善傾向や実感がない場合、副作用がある場合は中止や他の治療を検討します。
Treatment
治療について
アップニークミニ点眼液0.1%による治療
アップニークミニ点眼液0.1%(一般名: オキシメタゾリン塩酸塩、承認番号30700AMX00269)は、成人の後天性眼瞼下垂について国内承認された点眼薬です。当院で処方に対応しています。通常は1回1滴を1日1回点眼し、上まぶたを持ち上げるミュラー筋に作用して眼瞼を挙上します。原因が腱膜性以外と考えられる場合は原因疾患の治療を優先し、診察・検査で適応を判断します。
手術治療・連携医療機関への紹介
症状の程度、視野への影響、原因によっては手術が適した選択肢となります。当院で状態を評価し、手術が必要な場合は形成外科・眼形成の連携医療機関をご紹介します。
When to Visit
受診の目安
- 視界の上が狭く感じる
- 目を開けるのが億劫・疲れる
- 頭痛・肩こりと同時にまぶたの違和感がある
- まぶたの左右差が気になる
Cost
費用の目安
※ 費用は保険制度・治療内容により変動します。正確な金額は受診時にご確認ください。
ご注意・リスク情報
- アップニークミニ点眼液0.1%は成人の後天性眼瞼下垂について国内承認された医薬品ですが、薬価基準未収載のため薬剤費は公的医療保険の給付対象外です。
- 閉塞隅角緑内障の方では急性発作を起こすおそれがあります。眼科で隅角や目の状態を確認したうえで、使用できるかを判断します。
- 心血管系疾患がある方、妊娠・授乳中の方、MAO阻害薬・降圧薬・強心配糖体などを使用している方は、診察時に必ずお申し出ください。
- 散瞳が生じた場合は、回復するまで自動車・バイク・自転車の運転や機械操作を避けてください。
- 主な副作用として、眼瞼のかゆみ、結膜充血、点状角膜炎、かすみ、結膜浮腫、眼瞼湿疹、視力障害、血圧上昇、心拍数減少などが報告されています。
- 6か月を超えて点眼した場合の有効性・安全性は検討されていません。月1回を目安にまぶたの位置と症状を確認し、6か月時点では継続の可否をあらためて評価します。改善傾向や実感がない場合、副作用がある場合は中止や他の治療を検討します。
- 眼瞼下垂の診察・検査とアップニークミニ点眼液の薬剤費では、保険の扱いが異なります。実際の費用は診察時にご案内します。
FAQ
よくあるご質問
Q. 保険は使えますか?
A. 眼瞼下垂などの症状について医師が必要と判断して行う診察・検査は、保険診療の対象となる場合があります。アップニークミニ点眼液0.1%は薬価基準未収載のため、薬剤費は全額自己負担です。
Q. 手術をせず、点眼薬で治療できますか?
A. 成人の後天性眼瞼下垂では、検査結果と原因に応じてアップニークミニ点眼液0.1%を選択肢としてご案内します。すべての眼瞼下垂に適するわけではなく、別の病気が原因の場合はその治療を優先します。
Q. すぐに手術が必要ですか?
A. 症状の程度、原因、日常生活への影響によります。経過観察や点眼治療をご案内できる場合もありますが、手術が適している場合は連携医療機関をご紹介します。
Q. 点眼を始めた後は、どのくらいの頻度で通院しますか?
A. 月1回を目安に、まぶたの位置、症状の変化、副作用の有無を確認します。6か月時点では継続の可否をあらためて評価し、必要に応じて手術を含む他の治療もご案内します。
Q. コンタクトレンズをやめれば治りますか?
A. 軽度の場合はレンズ使用の中断・変更で改善することもありますが、進行している場合は手術が必要になります。
Q. 左右で症状が違います。片目だけ手術できますか?
A. 左右差と原因を評価した上で、手術が必要な場合は連携医療機関で両眼・片眼どちらの治療が適切か判断されます。
