About
小児眼科とは
子どもの視力は6〜8歳ごろまでに急速に発達します。この大切な視力発達期に弱視・斜視・屈折異常を見逃すと、将来の見え方に影響が残ることがあります。早期発見・早期治療が何より大切です。当院ではお子さまが怖がらずに検査を受けられるよう、経験豊富なスタッフと院長が丁寧で優しい対応を心がけています。また、近年の小中学生の近視増加を受け、近視進行抑制治療(低濃度アトロピン点眼・オルソケラトロジー/2026年6月〜)にも力を入れています。

Symptoms
このような症状はありませんか?
Cause
主な原因・特徴
屈折異常(近視・遠視・乱視)
学校健診で最も多く指摘されるタイプ。メガネ・コンタクトによる矯正と、必要に応じて進行抑制治療を行います。
弱視
視力発達期に適切な視覚刺激が入らないことで視力が育たない状態。早期発見・早期治療が決定的に重要です。
斜視
片目の視線がずれる状態。放置すると弱視の原因にもなります。訓練やメガネ、必要に応じて手術で対応します。
Examination
検査内容
- 視力検査(年齢に合わせた方法)
- 屈折検査(オートレフ)
- 眼位検査(斜視の有無)
- 眼底検査
- 調節機能検査
- 立体視検査
Flow
診療の流れ
受付・問診
健診結果・気になる症状・ご家族の視力歴をうかがいます。保護者の方もご一緒にどうぞ。
検査
お子さまの年齢・発達に合わせた検査を行います。怖がらないよう、絵や遊び感覚を取り入れた検査も可能です。
診察・ご説明
保護者の方にもわかりやすく、今後の方針(経過観察・メガネ処方・訓練・進行抑制治療)をご説明します。
治療・経過観察
必要に応じてメガネ処方・弱視訓練・近視進行抑制治療を行い、定期的に経過を観察します。
Treatment
治療について
弱視訓練・アイパッチ
片眼の視力発達が遅れている場合、良いほうの目をアイパッチで隠し、弱い方の目を積極的に使う訓練を行います。開始は早ければ早いほど効果的です。
メガネ処方
屈折異常に対して適切なメガネを処方します。お子さまが嫌がらずかけ続けられるように、フィッティング・デザインもご相談可能です。
近視進行抑制:低濃度アトロピン点眼
0.01〜0.025%の低濃度アトロピン点眼により、小児の近視進行を約50%抑える効果が報告されています。1日1回就寝前の点眼で、生活への影響は最小限です。
近視進行抑制:オルソケラトロジー(2026年6月開始)
夜間装用のハードコンタクトで、昼間は裸眼で過ごせる治療法。近視進行抑制効果も報告されており、スポーツをするお子さまに好評です。
When to Visit
受診の目安
- 学校健診で視力低下・異常を指摘された
- お子さまが黒板・テレビが見えにくいと訴える
- 目の向き・左右差が気になる
- 近視が急速に進行している
- 生活で片目をつぶる・頭を傾けるクセがある
Prevention
予防・日常ケア
屋外活動を増やす
1日2時間以上の屋外活動(太陽光の下)が近視の進行を遅らせると研究で分かっています。
近業の休憩
読書・スマホ・タブレットは20分ごとに20秒、20フィート(6m)先を見る「20-20-20ルール」を。
定期検査
お子さまは年1回以上、学校健診で異常があればすぐに受診を。視力発達期の発見が重要です。
ご注意・リスク情報
- 近視進行抑制治療は自費診療です(料金は受診時にご確認ください)。
- 低濃度アトロピン点眼は一時的にまぶしさを感じることがあります。
- お子さまの症状は自覚しにくいため、ご家庭での見守りが大切です。
FAQ
よくあるご質問
Q. 何歳から診察できますか?
A. 3歳ごろから可能です。年齢・発達に応じて検査方法を工夫します。3歳児健診で異常が指摘された場合もお気軽にご来院ください。
Q. 近視の進行を抑える治療はありますか?
A. 低濃度アトロピン点眼(自費)や、2026年6月開始予定のオルソケラトロジーなど、進行抑制の選択肢をご相談できます。
Q. メガネをかけたら視力が落ちませんか?
A. 適切な度数のメガネは視力発達を助けます。かけたら悪くなるというのは誤解です。自己判断で外すのは避けてください。
Q. 子どもが検査を怖がります
A. 経験豊富なスタッフが絵カード・遊び感覚で検査を進めます。無理に進めることはありませんのでご安心ください。
Q. 健康保険は使えますか?
A. 基本検査・弱視治療・一般的な処方は保険適用です。近視進行抑制治療(アトロピン・オルソ)は自費診療です。
